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愛知県にあったファイザー中央研究所からのスピンアウトベンチャー、ラクオリア創薬の設立が発表されました。

少し前から話は進んでいましたが、約100億円の資金を内外の投資家から集めることに成功し、この度正式な発表にいたったようです。

日本を代表するバイオベンチャーになるのかどうか、注目です。

スタート時点で開発品、研究設備、人材を持っているのは強みでもあり、固定費という重みにもなります。いったいどうなるでしょうか。
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創薬などバイオベンチャー活性化を検討する自民党のプロジェクトチームが、官民出資による200億円規模のファンドを来夏までに創設し、有望企業に出資するなど総合的なバイオベンチャー支援策の素案をまとめたそうです。

新興市場株の低迷でベンチャーキャピタル(VC)がバイオベンチャーへの新規投資を手控え、資金調達が困難になっているのに対応。国をあげて有望技術に重点的に投資することで国際競争力を高める。今月下旬に策定される「骨太の方針2008」に盛り込みたい考えとのこと。

ばらまきにならなきゃいいけど。

ベーリンガーインゲルハイムは、アクティミス・ファーマスーティカルス社を買収する旨、両社間で合意に至ったことを発表。

アクティミス・ファーマスーティカルス社はサンディエゴ(米国カリフォルニア州)を拠点とするバイオテクノロジーの非上場ベンチャー企業。買収総額は5億1,500万米ドル相当となる見通しです。

現在フェーズⅠにあるAP768が成功裡にフェーズⅢに至った段階で、ベーリンガーインゲルハイムはアクティミス・ファーマスーティカルス社を完全買収することになります。

AP768は、喘息やアレルギー性鼻炎治療の新たな標的であるCRTH2(マウスTH2細胞に発現する化学誘引物質共役型受容体)に作用する化合物。現在実施中のフェーズⅠに先立つ前臨床試験では、複数の動物モデルにおいて、現在市販されているロイコトリエン受容体拮抗薬と比べて、より有効性の高い作用機序であることが示唆されているそうです。

第一三共が独バイオベンチャーを買収し、抗体医薬を強化。

第一三共は21日、がん領域の治療薬開発を強化するため、独バイオベンチャーのユースリー(U3)ファーマを買収すると発表。第共は、数十人いる個人株主から、1億5000万ユーロ(約245億円)で全株式を取得し子会社化する方針。

武田、エーザイ、アステラスに続き、いよいよ第一三共もですか。
日本初の再生医療分野の承認取得製品となったジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)のジェイスですが、保険収載に時間がかかっているようです。

保険収載されないと、患者は自腹で払わなければならないことになり、製品の普及が進まないことになります。

ジェイスの保険収載に時間がかかっている要因はなんなのでしょうね。

理由ははっきりわかりませんが、上場からこんなに早く業績を修正せざるを得なくなってしまったのは残念です。


以下、J-TEC発表の原文です。

マイルストーン開示に係る事業計画について

前回開示した売上高目標790百万円からの乖離は、自家培養表皮ジェイスの売上修正によるものが主です。当社は、平成19年11月にジェイスの保険適用希望書を厚生労働省に提出し、平成20年4月から保険適用されることを想定して事業計画を策定していましたが、平成20年5月28日現在においても保険収載に関する審査は継続しています。ジェイスは受注生産品であると同時に、製造販売後調査等(製造販売後臨床試験ならびに使用成績調査)の実施をはじめとする承認の条件を課せられているため、製品価格も比較的高額になると想定されます。従いまして、自費診療でジェイスが患者に使用される可能性は低いと、当社は判断しています。当社は、保険収載のタイミングならびに製品価格を保守的に見積もり、今期のジェイス売上高を144百万円と計画しました。自家培養角膜上皮は株式会社ニデックからの受託開発収入として、113百万円を予算化しました。ラボサイトシリーズはまだ新製品の寄与率が低いため、64百万円の売上計画としています。
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